セキュリティは自分で対策する時代になりました。

セキュリティが必要な時代

ここで紹介するセキュリティは、自宅の戸締まりや防犯対策といったものではなく、自宅に置いてあるパソコン、常に持ち歩いているスマートフォン、会社のパソコンや会議に使うタブレットなど、電子機器に関するセキュリティをご紹介します。

あるアンケートの結果によると、これまでに自分がサイバー攻撃を受けたことがあると答えた人は、全体の半分にも及び、日本でのパソコンなどの出荷台数は1億台を突破しており、一人あたり2台以上のパソコンやそれに準ずる電子機器を持っているという統計結果もあることから、かなり高いレベルで日本ではIT化が進んでいます。

その一方で、IT化が急激に進む弊害として、セキュリティ対策の遅れが目立つようになりました。最近のニュースなどを見ていても、大企業や日本の行政機関でコンピュータウィルスによる被害を受け、一部の業務を停止したというものから、企業情報や顧客情報などが外部に流出した可能性など、セキュリティの甘さについて報じられることがあります。

実際に、どれだけのセキュリティ関連の事件が発生するのか調べてみたところ、警視庁の統計では、平成25年に検挙されたサイバー犯罪が、8113件。そして、個人情報などの情報が漏洩した推定の人数は、平成27年の調査で、496万人以上。損害額にするにと2541億円の損害だったといいます。

セキュリティ関連で、サーバー犯罪などの被害で、具体的にどういった被害を受けているのか想像することが難しいという人もいると思います。
そうした人は、この数字を見ていただければ、その被害の大きさを理解して頂くことができると思います。

今、パソコンやスマートフォンなどの精密電子機器を使っている多くの人が、セキュリティについて何ら知識を持っていない、または、セキュリティという概念は知っていても、なんら対策が取れていない人たちです。

セキュリティ対策が急務

被害の大きさを見ると、いつ自分がサイバー犯罪の被害者になってもおかしくはありません。そのため、自分でできるセキュリティ対策について、早急に知り、対策を始める必要があると思います。

まず、セキュリティを始めるとしたら、自宅のパソコン、スマートフォンのロックから初めて下さい。

パソコンとスマートフォンには、ユーザー以外が使用できないように、パスワードを設定することが出来るようになっています。

アナログに思われるかもしれませんが、パソコン画面やスマートフォンの画面を他社に見られる、または、パソコンの中に保存されているデータをUSB等を使って抜き取るといった行為を防ぐことができます。

そんな基本的なこと、と思ったかもしれませんが、データなどの流出で多いケースで、身近な人間がロックされていない他人のパソコンやスマートフォンからデータを抜き取るといった被害が発生しています。

今まで、パスワードを設定していなかった人は。この機会にパスワードの設定を行い、自分以外の人間が勝手にパソコンやスマートフォンを操作できないようにしてください。